国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 太刀〈無銘一文字(山鳥毛)/〉
ふりがな たち〈むめいいちもんじ(やまとりげ)〉
地図表示▶ 解説表示▶
員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 一文字
寸法・重量 刃長79.1 反り3.3 元幅3.5 先幅2.2 鋒長3.3 (㎝)
品質・形状 鎬造、庵棟、鋒猪首となり、腰反り高く、踏ん張りがある。鍛は板目、淡く乱映り立つ。刃文は重花調の大丁子乱れでほとんど鎬におよび、足葉頻りに入り変化極まりなく、腰元、物打下は特に沸強くつき金筋かかり、帽子は表は張って大きく乱込んで返り、掃きかけかかり、裏は乱れ込みとなる。表裏に棒樋を茎先まで掻き流す。茎は生ぶ、勝手下がりの鑢目がつき、銘はない。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00044
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1940.05.03(昭和15.05.03)
国宝指定年月日 1952.03.29(昭和27.03.29)
追加年月日
所在都道府県 岡山県
所在地 備前長船刀剣博物館 岡山県瀬戸内市長船町長船966
保管施設の名称 備前長船刀剣博物館
所有者名
管理団体・管理責任者名

地図表示
解説文:
日光一文字と並ぶ作で、備前一文字派盛期の作風と力を存分に発揮した太刀である。刃文が最も大模様に乱れて刃中の変化に富んだ作である。号は、一説にその刃文が山鳥の羽毛に似ているからというが、他にも説があって明らかでない。上杉謙信および景勝の愛刀として上杉家に伝来したもの。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし