国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 大手鑑〈(八十葉)/有栖川宮伝来〉
ふりがな おおてかがみ
大手鑑〈(八十葉)/有栖川宮伝来〉
写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 1帖
種別 書跡・典籍
日本
時代 奈良~桃山
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02378
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1981.06.09(昭和56.06.09)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地 京都国立博物館 京都府京都市東山区茶屋町527
保管施設の名称 京都国立博物館
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
大手鑑〈(八十葉)/有栖川宮伝来〉
写真一覧
地図表示
解説文:
 江戸初期禁裏周辺で作成された古筆、古文書貼交ぜの大手鑑で、表面に賢愚経巻第六断簡(大聖武)を筆頭として三十九種(四十一紙)、裏面には後小松天皇宸翰御消息以下三十一種(三十九紙)、表裏合わせて計七十種(八十紙)、奈良・平安時代から桃山時代に至る各通を収めている。
 内容は和書、経典、文書、記録その他の断簡に大別されるが、とくに天暦十年宣耀殿女御嬰麦合巻頭(二十巻本)、和漢朗詠集巻下断簡(安宅切)、伏見天皇宸翰御歌集断簡(広沢切)等の和書断簡は書道史上の名品としても著名な遺品で、文書では後深草天皇御処分状写、後小松天皇宸翰御消息等は皇室御領の伝領に関する文書として重要である。また藤原為氏書状案、京極為兼書状、冷泉為相申状等は鎌倉時代歌壇の動向を伝えた根本史料として歴史、文学上に価値が高い。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし