国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 和漢朗詠集巻下断簡〈帝王(唐紙)/藤原定信筆〉
ふりがな わかんろうえいしゅうまきげだんかん
和漢朗詠集巻下断簡〈帝王(唐紙)/藤原定信筆〉
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員数 1幅
種別 書跡・典籍
日本
時代 平安
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02389
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1982.06.05(昭和57.06.05)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地 京都国立博物館 京都府京都市東山区茶屋町527
保管施設の名称 京都国立博物館
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
和漢朗詠集巻下断簡〈帝王(唐紙)/藤原定信筆〉
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解説文:
 平安時代に藤原公任が撰した『和漢朗詠集』の巻下を、二重蔓文様などの具引きの唐紙に大字に書写したもので、もとは巻子本であったと思われるが、本幅は四紙に帝王部の前半十四行を存している。本文はやや大字に行草体で書かれ、その書風から平安時代後期の能筆の聞こえ高い藤原定信(一〇八八-一一五六)の筆と認められる。定信は藤原行成の四世の孫にあたり、数千巻の一切経を一人で書写したことでも知られている。定信筆の大字朗詠の断簡の中では行数が多く、帝王部の前半がまとまって存している点貴重である。なお末紙に記された定信の奥書三行は、もとの奥書をのちに臨模したものである。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし