国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 刀〈金象嵌銘光忠/光徳花押〉
ふりがな かたな〈きんぞうがんめいみつただ/みつのりかおう〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 光忠
寸法・重量 刃長72.5 反り2.4 元幅3.3 先幅2.5 鋒長3.8 (㎝)
品質・形状 鎬造、庵棟、身幅広く、鋒猪首となる。地鉄は小板目約り沸細かにつき、乱れ映り華やかに立ち、刃文は匂深く大丁子乱れに蛙子丁子が交じり、匂深く、足葉よく入り、細かに金筋かかり冴える。帽子は乱れ込みて浅く返り、表裏に棒樋を掻通す。茎は大磨上げにし、金象嵌銘が入る。
ト書
画賛・奥書・銘文等 指裏に「光忠」、指表に「光徳(花押)」の銘がある。
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00024
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1940.05.03(昭和15.05.03)
国宝指定年月日 1951.06.09(昭和26.06.09)
追加年月日
所在都道府県 大阪府
所在地
保管施設の名称
所有者名 個人
管理団体・管理責任者名

解説文:
備前長船光忠の作と本阿弥光徳が極めたものである。
大磨上げであるが、豪壮華麗な作風で、刃文は同作中特に華やかな乱刃であり、光忠の最上作とされる。
織田信長の愛刀で、信長から徳川家康に贈られたものと伝え、家康から水戸の徳川頼房に与えられたものである。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし