国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 旧澤原家住宅(広島県呉市長ノ木町)
ふりがな きゅうさわはらけじゅうたく
棟名 元蔵
棟名ふりがな もとぐら
旧澤原家住宅 元蔵
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員数 1棟
種別 近世以前/民家
時代 江戸後期
年代 天保4
西暦 1833
構造及び形式等 土蔵造、桁行き11.5m、梁間4.8m、2階建、切妻造、本瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02468
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2005.07.22(平成17.07.22)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (五)流派的又は地方的特色において顕著なもの
重文指定基準2
所在都道府県 広島県
所在地 広島県呉市長ノ木町2番9号
保管施設の名称
所有者名 呉市
澤原照子
澤原俊悟・隆紘
所有者種別
管理団体・管理責任者名
旧澤原家住宅 元蔵
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解説文:
旧澤原家住宅は,呉市街の北方の山裾にある。
 澤原家は,屋号を澤田屋と称した商家で,代々庄屋などの要職を務めた。
 宅地は,街道を挟んだ東と西に構える。主屋等は東側にあり,主屋南に前座敷,表門,三角蔵,北に元蔵を配する。街道の西側には三ツ蔵と新蔵がある。
 建築年代は主屋が宝暦6年(1756),前座敷と表門が文化2年(1805),三ツ蔵が文化6年(1809),元蔵が天保4年(1833)と判明する。
 主屋は,主体部が妻入の二階建で,四面に下屋を廻した形式である。前座敷は,藩主の休憩所,宿所として建てられたもので,御成間がある。
 旧澤原家住宅は,主屋をはじめとして建設年代が明らかな建物が数多く残り,中国地方を代表する大規模商家の一つとして,重要である。
 主屋は規模が大きく発達した平面をもち,質の高い書院造の前座敷や三棟並列型の三ツ蔵は,類例が少ない特徴ある建物である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし