国宝・重要文化財（建造物）
　各棟情報
名称 ： 松城家住宅
ふりがな ： まつしろけじゅうたく
棟名 ： 門及び塀（庭門及び塀）
棟名ふりがな ： もんおよびへい
門及び塀
写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 ： 1棟
種別 ： 近代／住居
時代 ： 明治
年代 ： 明治6頃
西暦 ： 1873頃
構造及び形式等 ： 庭門及び塀　石造、折曲り延長8.0m
創建及び沿革 ：
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項 ：
指定番号 ： 02485
国宝・重文区分 ： 重要文化財
重文指定年月日 ： 2006.07.05(平成18.07.05)
国宝指定年月日 ：
追加年月日 ：
重文指定基準１ ： (一）意匠的に優秀なもの
重文指定基準２ ： (五）流派的又は地方的特色において顕著なもの
所在都道府県 ： 静岡県
所在地 ： 静岡県沼津市戸田72番地
保管施設の名称 ：
所有者名 ： 沼津市
所有者種別 ：
管理団体・管理責任者名 ：
門及び塀
写真一覧
地図表示
解説文：
松城家住宅は、良港として知られる西伊豆の戸田にあり、江戸後期から主に廻船業を営んでいた松城家の居宅である。主屋は、棟札から明治６年の上棟である。ミセ、文庫蔵、東土蔵、北土蔵などの附属建物や、外周の石塀、石積の庭塀も、主屋と同時期に整えられたと考えられる。主屋は、２階建で、２階外壁は石積風に仕上げた白漆喰塗とし、壁の各所や天井のランプ釣元を、左官の入江長八とその一門の手になる漆喰鏝絵で飾る。
　松城家住宅は，熟練した伝統的建築技術に基づいて洋風意匠を実現した明治初期の擬洋風住宅として、高い価値がある。また、芸術作品としても優秀な漆喰鏝絵など当時の高度な左官技術を示す遺構として、重要である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし