国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
旧苅田家住宅(岡山県津山市勝間田町)
ふりがな
:
きゅうかんだけじゅうたく
棟名
:
大蔵
棟名ふりがな
:
おおぐら
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/民家
時代
:
江戸末期
年代
:
天保5
西暦
:
1834
構造及び形式等
:
土蔵造、桁行19.7m、梁間7.9m、二階建、切妻造、南端裏門、北端前蔵及び西蔵に接続、東面及び西面下屋附属、桟瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
02651
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2016.07.25(平成28.07.25)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
重文指定基準1
:
(三)歴史的価値の高いもの
重文指定基準2
:
(五)流派的又は地方的特色において顕著なもの
所在都道府県
:
岡山県
所在地
:
岡山県津山市勝間田町17番地
保管施設の名称
:
所有者名
:
津山市
所有者種別
:
市区町村
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
旧苅田家住宅は,旧津山城下の商家町である津山市城東伝統的建造物群保存地区の西部に所在する。苅田家は江戸時代中期に当地で酒造業を始め,江戸時代末期には城下屈指の大店となり,周囲の敷地を取り込みつつ主屋の増築や土蔵群の整備がなされた。主屋は間口の広い町家で,旧城下の町家で最大規模を誇る。内部は充実した接客空間を有し,望楼をもつ二階座敷には近代的な趣向も認められる。
旧苅田家住宅は,主屋の海鼠壁を用いた外観構成などが当地方における町家建築の典型を示すとともに,屋敷構えも江戸時代以降継続して営んだ酒造業の繁栄とともに発展した過程を示しており,当地方を代表する商家の住宅として,歴史的価値が高い。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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解説文
旧苅田家住宅は,旧津山城下の商家町である津山市城東伝統的建造物群保存地区の西部に所在する。苅田家は江戸時代中期に当地で酒造業を始め,江戸時代末期には城下屈指の大店となり,周囲の敷地を取り込みつつ主屋の増築や土蔵群の整備がなされた。主屋は間口の広い町家で,旧城下の町家で最大規模を誇る。内部は充実した接客空間を有し,望楼をもつ二階座敷には近代的な趣向も認められる。 旧苅田家住宅は,主屋の海鼠壁を用いた外観構成などが当地方における町家建築の典型を示すとともに,屋敷構えも江戸時代以降継続して営んだ酒造業の繁栄とともに発展した過程を示しており,当地方を代表する商家の住宅として,歴史的価値が高い。