国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 根来寺
ふりがな ねごろじ
棟名 行者堂
棟名ふりがな ぎょうじゃどう
根来寺 行者堂(写真撮影 桑原英文)
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員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸中期
年代 江戸中期
西暦
構造及び形式等 桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、本瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 2699
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2019.09.30(令和1.09.30)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (三)歴史的価値の高いもの
重文指定基準2 (五)流派的又は地方的特色において顕著なもの
所在都道府県 和歌山県
所在地 和歌山県岩出市根来
保管施設の名称
所有者名 宗教法人
新義真言宗
総本山根来寺
所有者種別 法人
管理団体・管理責任者名
根来寺 行者堂(写真撮影 桑原英文)
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解説文:
根来寺は紀ノ川下流域,大阪府境の和泉(いずみ)山脈の南麓に所在する新義真言宗の総本山寺院である。13世紀末に当地に教学の拠点が置かれ,16世紀半ばには大寺院に発展した。天(てん)正(しょう)13年(1589)に羽柴秀吉の紀州攻めで伽(が)藍(らん)の大半を焼失した後,近世に復興が進められた。大伝法堂は中世の威容の再現を志向して再建され,広壮な内部空間をもつ。光明真言殿は巧みな構造技術により静(せい)謐(ひつ)で気品ある大空間を実現した。境内正面の大門は規模雄大な二重門である。これらの諸堂は根来大工を中心に大坂や越後の大工との協働により造営された。中世の盛期伽藍を志向し,近世に達成した本山再興の中枢をなす建築群として高い価値が認められる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし