国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 旧川上家別邸
ふりがな きゅうかわかみけべってい
棟名 主屋
棟名ふりがな おもや
玄関・広間部(写真提供:株式会社創寫館)
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員数 1棟
種別 近代/住居
時代 昭和
年代 昭和8
西暦 1933
構造及び形式等 玄関・広間部、仏間・客間部、田舎家部、台所部からなる
玄関・広間部 木造、建築面積183.12㎡
仏間・客間部 木造、建築面積91.31㎡
田舎家部 木造、建築面積90.67㎡
台所部 木造、建築面積115.70㎡、一部二階建
総瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 2682
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2018.08.17(平成30.08.17)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (一)意匠的に優秀なもの
重文指定基準2
所在都道府県 岐阜県
所在地 岐阜県各務原市鵜沼宝積寺町三丁目82番地
保管施設の名称
所有者名
所有者種別
管理団体・管理責任者名
玄関・広間部(写真提供:株式会社創寫館)
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解説文:
 旧川上家別邸は,女優として活躍した川上貞奴の別邸として昭和8年に建築された。木曽川の雄大な景勝を望む広大な敷地に主屋を建て,庭園内に茶室を配し,北西側の苑路に表門を構える。
 主屋は南寄りに玄関・広間部を建て,東側に仏間・客間部と田舎家部,西側に台所部を配し,全体としてV字形の平面を呈する。貞奴の滞在時の私的空間と多彩な接遇施設を併せ持ち,各室を雁行させた平面計画により採光や通風,眺望確保に配慮するとともに,自由な着想により数寄屋,中国趣味,農家風などと趣向の異なる意匠を大胆に使い分け,変化に富んだ外観と豪奢な室内空間を創出している。様々な伝統技法や工芸技術を駆使してまとめた,意匠優秀な別邸建築として価値が高い。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし