国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 中村家住宅(滋賀県長浜市八木浜町)
ふりがな なかむらけじゅうたく(しがけんながはましやぎはまちょう)
棟名 主屋
棟名ふりがな おもや
主屋
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員数 1棟
種別 近世以前/民家
時代 江戸中期
年代 18世紀中頃
西暦
構造及び形式等 桁行22.8m、梁間7.7m、入母屋造、茅葺、四面下屋附属、桟瓦葺一部板葺、東面張出附属、入母屋造、桟瓦葺、背面張出附属、切妻造、桟瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 2683
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2018.08.17(平成30.08.17)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (五)流派的又は地方的特色において顕著なもの
重文指定基準2
所在都道府県 滋賀県
所在地 滋賀県長浜市八木浜町809番地
保管施設の名称
所有者名
所有者種別
管理団体・管理責任者名
主屋
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解説文:
 中村家住宅は,琵琶湖北東岸の八木浜集落に所在する。近世に代官などを務めた上層農家の住宅で,外周の一部に堀をとどめる広大な敷地の北寄りに主屋を構え,周囲に表門や土蔵などを建てる。主屋は18世紀中期の建築とみられ,入母屋造,茅葺の主体部の周囲に下屋などを設ける大規模な農家建築である。広い土間と,ニウジと呼ばれる居室の上部に梁を十字形に架けて一体的空間をつくる,当地に広く分布する余呉型(よごがた)と呼ばれる民家形式の特徴をもつ。
 中村家住宅の主屋は建築年代が概ね明らかで,余呉型民家として最大級の規模と典型的な軸部構成をもちつつ,土間の拡張や堅固な扠首構造に,家格に応じた特色を備えている。また表門などの附属建物を含め,近世以来の屋敷構えも良好に保持しており価値が高い。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  添付ファイル なし