国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 金剛峯寺本坊
ふりがな こんごうぶじほんぼう
棟名 大主殿及び奥書院
棟名ふりがな だいしゅでんおよびおくしょいん
金剛峯寺本坊 大主殿(南東から)
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員数 2棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸末期
年代 文久2
西暦 1862
構造及び形式等 大主殿及び奥書院よりなる
大主殿 東西53.8m、南北28.0m、一部二階建、入母屋造及び切妻造、南面及び西面軒唐破風付、檜皮葺、南面大玄関及び小玄関附属
奥書院 座敷棟及び居室棟よりなる
座敷棟 桁行15.8m、梁間9.9m、入母屋造、檜皮葺
居室棟 桁行12.0m、梁間5.9m、両下造、檜皮葺、東面廊下附属
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02768
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2024.01.19(令和6.01.19)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (一)意匠的に優秀なもの
重文指定基準2 (三)歴史的価値の高いもの
所在都道府県 和歌山県
所在地 和歌山県伊都郡高野町大字高野山
保管施設の名称
所有者名 宗教法人金剛峯寺
所有者種別 寺院
管理団体・管理責任者名
金剛峯寺本坊 大主殿(南東から)
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解説文:
紀伊山地北方の山上盆地高野山の中央に所在する、高野山真言宗の総本山。中心をなす大主殿及び奥書院は、客殿と庫裏、書院を接続した複合建築で、文久2年(1862)の建築。独特の間取と屋根形式を示す、高野山諸寺院に特徴的かつ伝統的な本坊の形式の規範であり、総本山寺院に相応しい破格の規模と威容を誇る。大主殿の上段や上々段、大広間などの諸座敷や、皇族の休憩所や座主の控え間となった奥書院などは、良材を用い、彫刻や絵画、金物などに意匠を凝らして、高い格式を示す。境内には江戸前期から幕末までの、幾多の被災を超克し復興を遂げた堂舎が群として残り、歴史的に価値が高い。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  添付ファイル なし