国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
旧小菅刑務所庁舎
ふりがな
:
きゅうこすげけいむしょちょうしゃ
棟名
:
棟名ふりがな
:
旧小菅刑務所庁舎(西から)
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員数
:
1棟
種別
:
近代/官公庁舎
時代
:
昭和
年代
:
昭和4
西暦
:
1929
構造及び形式等
:
鉄筋コンクリート造、建築面積1,644.95㎡、三階建、中央塔屋付、塀2基附属、鉄筋コンクリート造、南方折曲り延長34.3m、門一所含む、北方折曲り延長34.3m
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
02774
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2024.08.15(令和6.08.15)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
重文指定基準1
:
(一)意匠的に優秀なもの
重文指定基準2
:
(三)歴史的価値の高いもの
所在都道府県
:
東京都
所在地
:
東京都葛飾区小菅1丁目19番1
保管施設の名称
:
所有者名
:
国(法務省)
所有者種別
:
国
管理団体・管理責任者名
:
旧小菅刑務所庁舎(西から)
解説文:
東京拘置所内に位置する刑務所庁舎。関東大震災の後、司法省技師の蒲原重雄が設計を担い、昭和4年に竣工した。行刑思想の転換を反映し、庁舎の正面を塀外に現すことで、外部に開かれた刑務所庁舎を実現した。水平に広がりをみせる鉄筋コンクリート造の駆体は中央に塔屋が屹立し、翼を広げた鳥を想起させる外観。直線や折線、台形、逆台形など幾何学的な意匠で構成された内外装を含め、同時代の建築において傑出した独創性を示す。夭折した蒲原の希少な作品であり、大正末から昭和初期に流行し、自由な造形表現を目指した、我が国における表現主義建築の掉尾を飾る建築として重要である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
旧小菅刑務所庁舎(西から)
旧小菅刑務所庁舎 二階廣間(西から)
写真一覧
旧小菅刑務所庁舎(西から)
写真一覧
旧小菅刑務所庁舎 二階廣間(西から)
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解説文
東京拘置所内に位置する刑務所庁舎。関東大震災の後、司法省技師の蒲原重雄が設計を担い、昭和4年に竣工した。行刑思想の転換を反映し、庁舎の正面を塀外に現すことで、外部に開かれた刑務所庁舎を実現した。水平に広がりをみせる鉄筋コンクリート造の駆体は中央に塔屋が屹立し、翼を広げた鳥を想起させる外観。直線や折線、台形、逆台形など幾何学的な意匠で構成された内外装を含め、同時代の建築において傑出した独創性を示す。夭折した蒲原の希少な作品であり、大正末から昭和初期に流行し、自由な造形表現を目指した、我が国における表現主義建築の掉尾を飾る建築として重要である。