国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
妙義神社
ふりがな
:
みょうぎじんじゃ
棟名
:
社務所
棟名ふりがな
:
しゃむしょ
妙義神社 社務所 南棟(南西から)
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/神社
時代
:
江戸末期
年代
:
安政5頃
西暦
:
1858頃
構造及び形式等
:
南棟 桁行15.0m、梁間9.4m、切妻造、玄関、南・西面下屋附属、銅板葺
東棟 桁行13.2m、梁間7.5m、一部二階建、寄棟造、東・南面及び西面下屋、便所附属、銅板葺
北棟 桁行15.0m、梁間9.4m、一部二階建、切妻造、東面下屋、台所附属、銅板葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
02118
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2024.12.09(令和6.12.09)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
重文指定基準1
:
(五)流派的又は地方的特色において顕著なもの
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
群馬県
所在地
:
群馬県富岡市妙義町妙義
保管施設の名称
:
所有者名
:
宗教法人妙義神社
所有者種別
:
神社
管理団体・管理責任者名
:
妙義神社 社務所 南棟(南西から)
解説文:
妙義山中腹の急傾斜地に境内を構える神社で、古来山岳信仰により隆盛した。境内上段に建つ本殿・幣殿・拝殿は宝暦6年(1756)建立で、華麗な装飾をもつ上質な権現造社殿として、唐門、総門とともに昭和56年6月に重要文化財に指定された。江戸前期に中興された境内は、宝暦期(1751-64)に整備拡充され、江戸後期以降はそれら建物群を一部建替えながら維持してきた。境内上段には17世紀中期築の随神門及び廻廊が建つ。石段下の銅鳥居は銅製の鳥居で、足下に獅子等の飾りを付す。下段の御殿及び社務所は、別当石塔寺の建築として安政3年(1856)頃に建て替えられ、その南西には附指定の旧本社社殿波己曾社本殿及び拝殿が移築されている。これら諸建物は明治の神仏分離を経てなお、本殿等と一体となって近世に神仏習合の場として栄えた境内の景観をよく伝え、価値が高い。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
妙義神社 社務所 南棟(南西から)
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妙義神社 社務所 南棟(南西から)
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解説文
妙義山中腹の急傾斜地に境内を構える神社で、古来山岳信仰により隆盛した。境内上段に建つ本殿・幣殿・拝殿は宝暦6年(1756)建立で、華麗な装飾をもつ上質な権現造社殿として、唐門、総門とともに昭和56年6月に重要文化財に指定された。江戸前期に中興された境内は、宝暦期(1751-64)に整備拡充され、江戸後期以降はそれら建物群を一部建替えながら維持してきた。境内上段には17世紀中期築の随神門及び廻廊が建つ。石段下の銅鳥居は銅製の鳥居で、足下に獅子等の飾りを付す。下段の御殿及び社務所は、別当石塔寺の建築として安政3年(1856)頃に建て替えられ、その南西には附指定の旧本社社殿波己曾社本殿及び拝殿が移築されている。これら諸建物は明治の神仏分離を経てなお、本殿等と一体となって近世に神仏習合の場として栄えた境内の景観をよく伝え、価値が高い。