国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
大崎八幡宮
ふりがな
:
おおさきはちまんぐう
棟名
:
棟名ふりがな
:
大崎八幡宮
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/神社
時代
:
桃山
年代
:
慶長12
西暦
:
1607
構造及び形式等
:
本殿 桁行五間、梁間三間、一重、入母屋造、こけら葺
石の間 桁行一間、梁間一間、一重、両下造、こけら葺
拝殿 桁行正面七間、背面五間、梁間三間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、
向拝五間、軒唐破風付、こけら葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00077
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1903.04.15(明治36.04.15)
国宝指定年月日
:
1952.11.22(昭和27.11.22)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
宮城県
所在地
:
宮城県仙台市青葉区八幡四丁目
保管施設の名称
:
所有者名
:
大崎八幡宮
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
大崎八幡宮
解説文:
詳細解説
大崎八幡神社は伊達政宗によって造営され、慶長12年頃完成した。この建築は豊国廟の建築を模したと伝えられ、隨所に見事な彫刻、彩色をほどこした権現造社殿で、仙台地方に移入された桃山建築の優秀な遺構である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
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大崎八幡宮
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大崎八幡宮
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解説文
大崎八幡神社は伊達政宗によって造営され、慶長12年頃完成した。この建築は豊国廟の建築を模したと伝えられ、隨所に見事な彫刻、彩色をほどこした権現造社殿で、仙台地方に移入された桃山建築の優秀な遺構である。
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詳細解説
大崎八幡宮 一棟 大崎八幡宮は仙台城主伊達政宗(一五六七~一六三六)によって慶長十二年(一六〇七)につくられた。 政宗はもと玉造郡岩出山に城を築いた時、崇敬する八幡神を小祠にまつっていたが、慶長五年(一六〇〇)仙台築城ののち、城下に勧請したのである。当社に残されている札によると、工事に従事した大工の指導者たちは京都あるいは紀州(和歌山県)根来の出身であって、そのためこの建物は中央から離れた土地にありながら、当時最も先端的な桃山様式をもって造営された。 この社殿はいわゆる権現造の形式をもち、五間に三間の本殿と七間に三間の拝殿との間を石の間が連結する形である。石の間の床を低くし、本殿前面の軒先を石の間の内部にみせている点は、権現造の本来の姿をとどめるものであるが、石の間の拝殿寄りの部分に折上格天井を上げ、それを本殿軒先の軒付のところでおさめているの は、同年竣工の北野天満宮とはちがう工夫である。 この社殿の特色の一つは装飾にある。軸部に黒漆または丹朱を塗り、組物、内法長押、丸桁等の部材には文様彩色を施す。蟇股や木鼻、手挟、唐破風のなかなどに彫刻をつけ、破風、高欄、長押などに飾金具を取り付けている。また本殿、拝殿の壁面、石の間天井に絵を描く。こうして社殿に内外はきわめて色彩に富み、同時代の北野天満宮よりもはるかに桃山時代の気分が濃厚である。 【引用文献】 『国宝大辞典(五)建造物』(講談社 一九八五年)
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附指定
棟札
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附名称
:
棟札
附員数
:
1枚