国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
如庵
ふりがな
:
じょあん
棟名
:
棟名ふりがな
:
如庵
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/住宅
時代
:
江戸前期
年代
:
元和4頃
西暦
:
1618頃
構造及び形式等
:
茶室二畳半台目、水屋の間三畳、廊下の間より成る、一重、入母屋造、
こけら葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00003
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1936.04.20(昭和11.04.20)
国宝指定年月日
:
1951.06.09(昭和26.06.09)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
愛知県
所在地
:
愛知県犬山市大字犬山字御門先1番地
保管施設の名称
:
所有者名
:
名古屋鉄道株式会社
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
如庵
解説文:
詳細解説
織田信長の実弟、有楽の作。大坂夏の陣の後に隠居所とした京都建仁寺内に建てられ、近代に入って二度の移築を経て現在地に移築された。二畳半台目と呼ばれる平面を持ち、にじり口脇の意匠なども斬新な趣向を凝らしている。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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如庵
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如庵
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解説文
織田信長の実弟、有楽の作。大坂夏の陣の後に隠居所とした京都建仁寺内に建てられ、近代に入って二度の移築を経て現在地に移築された。二畳半台目と呼ばれる平面を持ち、にじり口脇の意匠なども斬新な趣向を凝らしている。
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詳細解説
如庵 一棟 如庵は織田有楽斎(一五四七~一六二一)が再興した建仁寺正伝院の中に元和四年(一六一八)に建てられた茶室である。明治時代の末年、路地及び書院とともに三井家の所有となり、東京の邸内に移されたが、昭和十三年神奈川県下に移築、さらに同四十七年現在の地に移された。室内の壁の腰貼りとして古暦を用いているので暦の席と呼ばれ、またその特徴ある間取りのために筋違いの席とも称される。内外の意匠がきわめて優秀であり、建物の保存もよく、二畳半台目茶室の好典型である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)