国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
大笹原神社本殿
ふりがな
:
おおささはらじんじゃほんでん
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/神社
時代
:
室町中期
年代
:
応永21
西暦
:
1414
構造及び形式等
:
桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝一間、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00209
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1901.08.02(明治34.08.02)
国宝指定年月日
:
1961.04.27(昭和36.04.27)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
滋賀県
所在地
:
滋賀県野洲市大篠原
保管施設の名称
:
所有者名
:
大笹原神社
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
応永二十一年(一四一四)の建立である。 小規模な神社本殿であるが、細部手法が特に優秀で、欄間や戸などの意匠も美しい。中世の神社建築としてもっとも傑作の一である。
関連情報
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解説文
応永二十一年(一四一四)の建立である。 小規模な神社本殿であるが、細部手法が特に優秀で、欄間や戸などの意匠も美しい。中世の神社建築としてもっとも傑作の一である。
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詳細解説
大笹原神社本殿 一棟 当社の創立は寛和二年(九八六)と伝えられ、もとは王子社または牛頭天王社と呼ばれていたが、明治の初めに大笹原神社に改められた。本殿は棟札によって、応永二十一年(一四一四)の建立であることが知られる。 身舎は桁行三間、梁間三間であって、それを内々陣、内陣、外陣に分かち、外陣は内陣よりも一段低い。このように床高には差があるが、内法長押以上は単純な方三間として扱い、屋根を入母屋造としている。 組物は出三斗組で、組物間には蟇股及び実肘木の彫刻を配し、正面の外陣周囲には花狭間の引違戸と竹の節欄間をめぐらし、入念な意匠としてる。また側面の腰にある格狭間彫刻、脇障子の薄肉彫、向拝の手挾と蟇股の彫刻など、随所に華麗な細部装飾が取り入れられている。滋賀県下には中世神社本殿の優品が多いが、そのうちでも特に意匠の傑出したものである。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
棟札
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附名称
:
棟札
附員数
:
11枚