国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
教王護国寺大師堂(西院御影堂)
ふりがな
:
きょうおうごこくじだいしどう(さいいんみえいどう)
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
室町前期
年代
:
康暦2
西暦
:
1380
構造及び形式等
:
後堂、前堂及び中門より成る
後堂 桁行七間、梁間四間、一重、入母屋造、北面西側端二間庇、
すがる破風造、東面向拝一間
前堂 桁行四間、梁間五間、一重、北面入母屋造、南面後堂に接続
中門 桁行二間、梁間一間、一重、西面切妻造、東面前堂に接続
総檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00190
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1898.12.28(明治31.12.28)
国宝指定年月日
:
1958.02.08(昭和33.02.08)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
京都府京都市南区九条町
保管施設の名称
:
所有者名
:
教王護国寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
西院は教王護国寺(東寺)の西北一廓を占ある別院であって大師堂は西院の中心建築である
弘法大師の住房を佛堂としたもので、現在の建築は康暦二年(一三八〇)の再建であり、更に明德元年(一三九〇)には北に前堂が附加されたが、なおよく住房の形式を伝えている。
関連情報
(情報の有無)
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解説文
西院は教王護国寺(東寺)の西北一廓を占ある別院であって大師堂は西院の中心建築である 弘法大師の住房を佛堂としたもので、現在の建築は康暦二年(一三八〇)の再建であり、更に明德元年(一三九〇)には北に前堂が附加されたが、なおよく住房の形式を伝えている。
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詳細解説
教王護国寺大師堂(西院御影堂) 一棟 西院は教王護国寺伽藍の西北一郭を占め、大師堂はその中心建築である。大師堂は始め弘法大師の住房であったといい、不動明王像(国宝)を祀っていたが、天福元年(一二三三)に弘法大師像(国宝)も安置するようになったため、大師堂は御影堂と称されるようになった。この西院は康暦元年焼失したので、翌二年(一三八〇)再建され、ついで十年後の明徳十年には北面に前堂の差継ぎが行われた。現在の御影堂の形態はこれで整ったわけである。 堂は後堂、前堂及び中門からなっている。後堂の身舎の中央方二間は、南面が扉及び連子窓のほかはすべて板壁で、中に不動像を安置する。後堂のうち東南部は伝法院と呼ばれる広い一室であり、また北庇には大師の影像及び五重小塔を納めている。以上の平面はかなり忠実に古様を伝えており、密教伽藍内の住房の形態を推察する好資料である。しかも落ちついた低い立面、簡素な軒廻り、蔀や妻戸の建具など、細部にいたるまで住房にふさわしい手法であり、かつその意匠は優秀である。前堂は後堂の孫庇を除いて接続したもので、後堂の簡素な手法に調子を合わせており、現状のような複雑な形態を破綻なくまとめあげている点にみるべきものがある。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
厨子
棟札
棟札
関連情報
附指定
附名称
:
厨子
附員数
:
1基
関連情報
附指定
附名称
:
棟札
附員数
:
2枚
関連情報
附指定
附名称
:
棟札
附員数
:
3枚