国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
法隆寺金堂
ふりがな
:
ほうりゅうじこんどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
法隆寺金堂 全景
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
飛鳥
年代
:
飛鳥
西暦
:
593-709
構造及び形式等
:
桁行五間、梁間四間、二重、初重もこし付、入母屋造、本瓦葺、もこし板葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00203
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1897.12.28(明治30.12.28)
国宝指定年月日
:
1951.06.09(昭和26.06.09)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内
保管施設の名称
:
所有者名
:
法隆寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
法隆寺金堂 全景
解説文:
詳細解説
天智9年(670)の火災後に建立された法隆寺西院伽藍の中心建物で、中門・廻廊に囲まれたなかに、東に南面する金堂、西に五重塔が並んで建つ。
金堂は、二重基壇上に建ち、ふくらみのある丸柱や組物に用いる雲斗雲肘木、人字形割束や卍崩しの高欄など独特の建築様式をもつ。内部は土築の仏壇を構え、本尊釈迦三尊像以下を安置する。
世界最古の木造建造物で、全体の均衡もきわめてよい名建築である。
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(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
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法隆寺金堂 全景
法隆寺金堂
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法隆寺金堂
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解説文
天智9年(670)の火災後に建立された法隆寺西院伽藍の中心建物で、中門・廻廊に囲まれたなかに、東に南面する金堂、西に五重塔が並んで建つ。 金堂は、二重基壇上に建ち、ふくらみのある丸柱や組物に用いる雲斗雲肘木、人字形割束や卍崩しの高欄など独特の建築様式をもつ。内部は土築の仏壇を構え、本尊釈迦三尊像以下を安置する。 世界最古の木造建造物で、全体の均衡もきわめてよい名建築である。
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詳細解説
法隆寺金堂 一棟 聖徳太子創立の伽藍が天智九年(六七〇)に焼失したあと、寺地を西北方に移して建立されたのが現在の西院伽藍である。中門・廻廊に囲まれたなかに、東に南面する金堂、西に五重塔が並んで建つ。 金堂は、二重基壇上に建ち、ふくらみのある丸柱を立て、上に皿斗付の大斗をのせ、柱筋は肘木に雲斗をのせて通肘木を重ねる。軒先に出る雲斗雲肘木は流麗な曲線状の独特のもので、金堂では渦文を彫る。尾垂木先の雲肘木で出桁をうけ、軒は一軒で、反りのない角垂木を平行に配する。 初重内部の柱も側柱と同じ高さで、上に三斗を組む。内部は土間で母屋に折上組入天井、周囲の庇は組入天井を張り、母屋一杯に土築の仏壇を構え、本尊釈迦三尊像以下を安置する。壁の内側には阿弥陀浄土などの壁画を画き、内陣小壁に飛天、天井板には蓮華文を画く。 二重も雲斗雲肘木で屋根は勾配の強い入母屋造とし、大棟には本来鴟尾がのっていた。周囲に卍崩しの高欄をめぐらし、高欄の地覆を三斗と人字形割束でうける。裳階はやや遅れて取りつけられたもので、土台上に角柱を立て板屋根とする。 世界最古の木造建造物で、全体の均衡もきわめてよい名建築である。 【引用文献】 『国宝大辞典(五)建造物』(講談社 一九八五年)
関連情報
附指定
旧初重軸部(組物を含む)
古材
関連情報
附指定
附名称
:
旧初重軸部(組物を含む)
附員数
:
1棟
関連情報
附指定
附名称
:
古材
附員数
:
3,284点