国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
吉備津神社本殿及び拝殿
ふりがな
:
きびつじんじゃほんでんおよびはいでん
棟名
:
棟名ふりがな
:
吉備津神社本殿及び拝殿
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/神社
時代
:
室町中期
年代
:
応永32
西暦
:
1425
構造及び形式等
:
本殿 桁行正面五間、背面七間、梁間八間、一重、比翼入母屋造、檜皮葺
拜殿 桁行三間、梁間一間、一重、正面切妻造、背面本殿屋根に接続、檜皮葺、
三方もこし付、もこし本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00074
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1902.04.17(明治35.04.17)
国宝指定年月日
:
1952.03.29(昭和27.03.29)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
岡山県
所在地
:
岡山県岡山市吉備津
保管施設の名称
:
所有者名
:
吉備津神社
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
吉備津神社本殿及び拝殿
解説文:
詳細解説
吉備津神社は,古代以来の吉備地方の鎮護として名高い。現在の社殿は足利義満の命により応永32年(1425)に再建された。本殿の平面は三間社の周囲に庇を二重に廻した形式をとり,内部に向かって次第に床と天井を高めている。屋根は前後二つの入母屋造を連結した比翼入母屋造と呼ばれる特異な外観を見せる。本殿前には妻入りの拝殿が接続し,本殿と同様に大仏様の手法を示す。独特な社殿形式の由来は明かでないが中世を代表する大型の神社建築として価値が高い。
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
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吉備津神社本殿及び拝殿
吉備津神社本殿及び拝殿
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吉備津神社本殿及び拝殿
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解説文
吉備津神社は,古代以来の吉備地方の鎮護として名高い。現在の社殿は足利義満の命により応永32年(1425)に再建された。本殿の平面は三間社の周囲に庇を二重に廻した形式をとり,内部に向かって次第に床と天井を高めている。屋根は前後二つの入母屋造を連結した比翼入母屋造と呼ばれる特異な外観を見せる。本殿前には妻入りの拝殿が接続し,本殿と同様に大仏様の手法を示す。独特な社殿形式の由来は明かでないが中世を代表する大型の神社建築として価値が高い。
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詳細解説
吉備津神社本殿及び拝殿 一棟 吉備津神社の創立はきわめて古く、古来備中国の一宮として有名である。現在の本殿及び拝殿は明徳元年(一三九〇)足利義満の命により再興が始められ、応永三十二年(一四二五)落成したものである。 本殿は内々陣、内陣の周囲に中陣があり、その前面に朱の壇(向拝の間)があり、さらに周囲に外陣をめぐらす複雑な平面をもち、床高も内々陣が最も高く、外方の室ほど低くなっている。外観においては高い亀腹の上に建ち、縁は挿肘木、皿斗付の大仏様を加味した組物によって支えられ、屋根もまた入母屋造を前後に二つ並べたいわゆる比翼入母屋造とするなど、各部とも複雑である。拝殿は檜皮葺切妻造の身舎の三方に本瓦葺の裳階を付け、本殿に接続させて向拝のようにしている。以上、全体として規模が大きく、意匠、構造はほかに例をみず、神社建築の中での一異色である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
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棟札
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附名称
:
棟札
附員数
:
1枚
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附名称
:
棟札
附員数
:
1枚