国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 三角旧港(三角西港)施設
ふりがな みすみきゅうこう(みすみにしこう)しせつ
棟名 埠頭
棟名ふりがな ふとう
三角旧港(三角西港)施設 埠頭
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員数 1所
種別 近代/産業・交通・土木
時代 明治
年代 明治20
西暦 1887
構造及び形式等 石造埠頭、延長756m
岸壁(階段付)、エプロン(係船柱付)、法面(階段付)及び斜路よりなる
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02421
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2002.12.26(平成14.12.26)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (二)技術的に優秀なもの
重文指定基準2 (三)歴史的価値の高いもの
所在都道府県 熊本県
所在地 熊本県宇城市三角町三角浦字瀬戸
保管施設の名称
所有者名 国(国土交通省)・熊本県・三角町
所有者種別
管理団体・管理責任者名
三角旧港(三角西港)施設 埠頭
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解説文:
三角旧港(三角西港)施設は,宇土半島の北西端に位置している。
 内務省雇オランダ人技師ムルデルの計画及び設計に基づき,内務省の補助事業として,明治20年6月に竣工した。
 施設は,海岸線に対して平行に築かれた埠頭,海に注ぎこむ排水路,排水路上に架かる道路橋よりなる。
 わが国最初期の本格的近代港湾施設で,港湾背後の土地利用計画の骨格をなす道路及び排水施設が,オランダ人による近代的手法を駆使して一体的に整備された都市基盤施設であり,歴史的に価値が高い。
 また,西欧式の設計に基づき,熊本で伝統的に培われた高度な石造技術が遺憾なく発揮された大規模土木構造物として,土木技術史上,重要である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし