国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
真田信重霊屋
ふりがな
:
さなだのぶしげたまや
棟名
:
棟名ふりがな
:
真田信重霊屋1
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/神社
時代
:
江戸前期
年代
:
慶安元
西暦
:
1648
構造及び形式等
:
桁行三間、梁間三間、一重、宝形造、向拝一間、こけら葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
01799
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1971.06.22(昭和46.06.22)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
長野県
所在地
:
長野県長野市松代町西条
保管施設の名称
:
所有者名
:
西楽寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
真田信重霊屋1
解説文:
詳細解説
真田信重は松代真田家の初代信之の第三子である。この霊屋は慶安元年(一六四八)に信重が死去し、間もなく建立された。三間四方の小堂ながら建立年代が明らかで、内部の装飾などに当時の手法がみられ、地方藩主の霊屋として貴重である。屋内の前机および釣灯籠も慶安の銘があり附指定になった。
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
写真一覧
真田信重霊屋1
真田信重霊屋 詳細
真田信重霊屋
真田信重霊屋 内部
真田信重霊屋2
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真田信重霊屋1
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真田信重霊屋 詳細
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真田信重霊屋
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真田信重霊屋 内部
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真田信重霊屋2
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解説文
真田信重は松代真田家の初代信之の第三子である。この霊屋は慶安元年(一六四八)に信重が死去し、間もなく建立された。三間四方の小堂ながら建立年代が明らかで、内部の装飾などに当時の手法がみられ、地方藩主の霊屋として貴重である。屋内の前机および釣灯籠も慶安の銘があり附指定になった。
詳細解説▶
詳細解説
真田信重霊屋 一棟 真田信重は松代真田家の第三子で松代領一万七千石を領し、慶安元年(一六四八)死去した。霊屋はその後間もなく建立されたという。松代には初代信之および二代信政の霊屋があるが、この信重霊屋が最も特色をもち、優れている。 霊屋は方三間、宝形造、向拝一間付の建物で、西楽寺飛地境内を東南して建つ。台輪、頭貫の木鼻や組物は唐様になり、組物間には蟇股および蓑束を用い、和様の手法を混用する。組物には木鼻を多用し、彩色を施して装飾し、簡素な外観の中では華麗である。内部は内外陣に分かれ、前面一間通りが外陣、後部二間を内陣とする。内陣後方中央間に唐様須弥壇をおき檀上の中央に阿弥陀如来立像、左右に信重夫妻の位牌を安置する。内陣天井は格天井を張り、内陣は鏡天井に天女を彩画する。外部の簡素な意匠に対し、内外陣は彩色文様を施して豪華な意匠になる。仏前の釣燈籠および前机も建立時のもので、内部の保存は極めてよい。この霊屋は江戸時代初期の建立になり、保存がよく、細部手法も優れ、特に内外陣境中央部の組物は肘木を斜めに用いた独特の手法になる。地方藩主の霊屋として重要な遺構である。
関連情報
附指定
前机
釣燈籠
関連情報
附指定
附名称
:
前机
附員数
:
1脚
関連情報
附指定
附名称
:
釣燈籠
附員数
:
2個