国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
大法寺三重塔
ふりがな
:
だいほうじさんじゅうのとう
棟名
:
棟名ふりがな
:
夏の大法寺
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員数
:
1基
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
室町前期
年代
:
正慶2
西暦
:
1333
構造及び形式等
:
三間三重塔婆、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00107
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1899.04.05(明治32.04.05)
国宝指定年月日
:
1953.03.31(昭和28.03.31)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
長野県
所在地
:
長野県小県郡青木村大字当郷
保管施設の名称
:
所有者名
:
大法寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
夏の大法寺
解説文:
詳細解説
三重塔は正慶二年の建立で純和様の手法になり、美しい水煙を乗せ安定した容姿をしている。内部の極彩色は、剥落がひどく惜しいが中央の佛壇は唐様を混用し美しい格狹間や特色のめる擬宝珠を用いている。俗に見返りの塔と呼ばれ、東日本に於ける現存塔婆中屈指のものである。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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夏の大法寺
紅葉大法寺
桜大法寺
雪大法寺
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解説文
三重塔は正慶二年の建立で純和様の手法になり、美しい水煙を乗せ安定した容姿をしている。内部の極彩色は、剥落がひどく惜しいが中央の佛壇は唐様を混用し美しい格狹間や特色のめる擬宝珠を用いている。俗に見返りの塔と呼ばれ、東日本に於ける現存塔婆中屈指のものである。
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詳細解説
大法寺三重塔 一基 寺伝によれば大法寺は大宝元年(七〇一)文武天皇の勅によって創建されたという。現存の塔は、大正九年解体修理の際に墨書が発見され、正慶二年(一三三三)の建立であることが判明した。 塔は純和様の手法になり、組物、軒、幣軸及び水煙などの細部によく時代の特色がうかがわれる。仏壇は禅宗様を混用し、腰に美しい格狭間を入れ、高欄に特色のある擬宝珠を用いている。この塔は山の中腹に立ち均整のよい軽快な形態をなし、俗に「見返りの塔」と呼ばれ、当代の現存三重塔中の傑作である。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)