国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
長崎県双六古墳出土品
ふりがな
:
ながさきけんそうろくこふんしゅつどひん
金属製品
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員数
:
一括
種別
:
考古資料
国
:
日本
時代
:
古墳
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
00583
枝番
:
0
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2008.07.10(平成20.07.10)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
長崎県
所在地
:
長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515-1
保管施設の名称
:
壱岐市立一支国博物館
所有者名
:
壱岐市
管理団体・管理責任者名
:
金属製品
解説文:
詳細解説
本件は長崎県壱岐市の双六古墳から出土した副葬品である。
須恵器・土師器と外来土器(陶質土器・二彩陶器)、鳳凰を表現した環頭大刀柄頭をはじめとする刀装具、毛彫りで羽毛を表現した鞍金具を中心とする馬具、象嵌ガラス製品を特徴とする。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
添付ファイル
なし
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金属製品
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解説文
本件は長崎県壱岐市の双六古墳から出土した副葬品である。 須恵器・土師器と外来土器(陶質土器・二彩陶器)、鳳凰を表現した環頭大刀柄頭をはじめとする刀装具、毛彫りで羽毛を表現した鞍金具を中心とする馬具、象嵌ガラス製品を特徴とする。
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詳細解説
本件は長崎県壱岐市の双六古墳から出土した副葬品である。 双六古墳は、先年出土品が重要文化財に指定された笹塚古墳とともに、壱岐島島央部に所在する。笹塚古墳の南、直線距離にして約360mの位置に存在する。 標高約100mの丘陵上に築造された、全長約91mを測る長崎県最大の前方後円墳で、横穴式石室を埋葬施設とする。 笹塚古墳同様盗掘を受けており、『壱岐名勝図誌』文久元(1863)年によれば江戸時代に既に石室が開かれていたことがわかる。 平成2年度に長崎県教育委員会による保存目的の重要遺跡確認調査として墳丘の測量・石室の実測・玄室の一部の発掘調査が実施された。その後平成9~12年度で勝本町教育委員会(当時)の学術調査が実施された。 本出土品は勝本町教育委員会(当時)による発掘調査の際に出土したものであり、石室およびその周辺からの出土が大半で、元の位置を保っている遺物はなかった。 出土遺物から双六古墳は笹塚古墳に若干先行する6世紀後半ないし7世紀初頭に築造され、7世紀末まで埋葬および祭祀行為が続けられていたと考える。 本古墳出土品は、須恵器・土師器と外来土器(陶質土器・二彩陶器)、鳳凰を表現した環頭大刀柄頭をはじめとする刀装具、毛彫りで羽毛を表現した鞍金具を中心とする馬具、象嵌ガラス製品を特徴とする。 断片であるが鞍金具、パルメット文の金具の毛彫りは馬具装飾としては極めて技術水準の高いものである。 陶質土器は新羅土器、二彩陶器は中国産鉛釉陶器とされるものである。象嵌ガラス製品はその成分分析の結果から大陸産と推定されている。 壱岐島の占める位置からも笹塚古墳出土品同様、わが国と大陸・朝鮮半島との交渉を考える上で欠かすことのできない貴重な学術資料である。
関連情報
一つ書
一、金製品
一、銀製品
一、金銅製品
一、青銅製品
一、鉄製品
一、ガラス製品
一、石製品
一、琥珀玉
一、陶器・土器
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、金製品
一つ書員数
:
八点
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、銀製品
一つ書員数
:
五十四点
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、金銅製品
一つ書員数
:
五十八点
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、青銅製品
一つ書員数
:
十四点
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、鉄製品
一つ書員数
:
百二点
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、ガラス製品
一つ書員数
:
九十三点
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、石製品
一つ書員数
:
十点
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、琥珀玉
一つ書員数
:
一点
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、陶器・土器
一つ書員数
:
七十二点
ト書
: