国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 絹本著色三十三所観音像
ふりがな けんぽんちゃくしょくさんじゅうさんしょかんのんぞう
絹本著色三十三所観音像
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員数 1幅
種別 絵画
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者
寸法・重量 縦一九七・一センチメートル 横一四四・三センチメートル
品質・形状 絹本著色 画絹五副一鋪(左より一一・〇、四二・一、四〇・六、四一・一、九・五センチメートル)
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 2050
枝番
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2012.09.06(平成24.09.06)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 大阪府
所在地
保管施設の名称
所有者名 宗教法人華厳寺
管理団体・管理責任者名
絹本著色三十三所観音像
写真一覧
解説文:
 一三世紀前半の記録には、長谷寺に始まり三室戸寺で結願する三十三所の巡礼順が記され、本像はこれに依拠して描かれている。本図の図像上の特徴として、古来観音霊場として著名であった像が正確に描かれる点が挙げられ、本図が平安時代以来の伝統的な図像蓄積を背景とすることを物語る。また画面中央に阿弥陀を配することは、寺門派が主導した熊野信仰とのかかわりを示す可能性がある。その制作時期は一三・一四世紀の交にあろう。本図は、三十三所観音像の現存最古にして最大の作例であり、かつ同時代の山水画としても類例のない規模を有しており推奨に値する。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし