国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 色絵山水竹鳥文輪花大皿〈鍋島/〉
ふりがな いろえさんすいたけとりもんりんかおおざら〈なべしま/〉
色絵山水竹鳥文輪花大皿 見込み
写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 1枚
種別 工芸品
日本
時代 江戸
年代
西暦
作者
寸法・重量 高7.0 口径34.5 高台径22.5  (㎝)
品質・形状 素地はやや青みを帯びた白磁質で、轆轤成形した後に型打ちにより口縁部を輪花形とした大皿。器形は見込みがやや深く、腰から口縁にかけて張りのある曲線を描いて立ち上がり、底には大きくやや裾すぼまりになった高台を片薄に丁寧に削り出す。
 高台の下半を除いて全面に透明釉をかけ、口唇部は平坦に釉剥ぎし銹釉を施す。文様は染付に色絵を賦彩して表す。高台際と高台内には染付で二重圈線を廻らす。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 2671
枝番
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2013.06.19(平成25.06.19)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 佐賀県
所在地 佐賀県佐賀市松原2-5-22
保管施設の名称 公益財団法人鍋島報效会
所有者名 公益財団法人鍋島報效会
管理団体・管理責任者名
色絵山水竹鳥文輪花大皿 見込み
写真一覧
地図表示
解説文:
 磁器を生産した鍋島藩窯を運営した鍋島家に伝来した。慶安4年(1651)に将軍家光に内覧し裁可を得て磁器の献上が開始されたが、その内覧には本作品のような色絵磁器が供されたと推測されている。
 鍋島藩窯創出に関わる最初期の遺例で、手本となる中国色絵磁器とともに伝来する唯一の作。鍋島藩窯成立の状況を伝来作品により知ることができ、日本陶磁史上における学術的価値は極めて高い。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  一つ書 なし
  添付ファイル なし