国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
福岡県稲童古墳群出土品
ふりがな
:
ふくおかけんいなどうこふんぐんしゅつどひん
福岡県稲童古墳群出土品(1)
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員数
:
一括
種別
:
考古資料
国
:
時代
:
古墳
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
633
枝番
:
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2015.09.04(平成27.09.04)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
福岡県
所在地
:
福岡県行橋市中央1-9-3
保管施設の名称
:
行橋市歴史資料館
所有者名
:
行橋市
管理団体・管理責任者名
:
福岡県稲童古墳群出土品(1)
解説文:
詳細解説
瀬戸内海西端の周防灘(すおうなだ)に面した稲童古墳群から出土した古墳時代前期末葉から中期後半の古墳副葬品。8、15、21号墳の副葬品160点と、附37点で構成され、甲冑などの金属製品を豊富に含むことを特徴とする。
なかでも21号墳(古墳時代中期中頃)出土の優美な金銅立飾が付いた眉庇付冑は国内外に例がなく、立飾の形状は、朝鮮半島に系譜を辿ることができる。
本件は、周防灘沿岸における古墳時代前・中期の古墳副葬品一括として貴重であり、同一古墳群内で武器、武具、馬具類の形態的、技術的変遷を辿ることができる稀有な資料であり、学術的価値が高い。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
福岡県稲童古墳群出土品(1)
福岡県稲童古墳群出土品(2)
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福岡県稲童古墳群出土品(1)
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福岡県稲童古墳群出土品(2)
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解説文
瀬戸内海西端の周防灘(すおうなだ)に面した稲童古墳群から出土した古墳時代前期末葉から中期後半の古墳副葬品。8、15、21号墳の副葬品160点と、附37点で構成され、甲冑などの金属製品を豊富に含むことを特徴とする。 なかでも21号墳(古墳時代中期中頃)出土の優美な金銅立飾が付いた眉庇付冑は国内外に例がなく、立飾の形状は、朝鮮半島に系譜を辿ることができる。 本件は、周防灘沿岸における古墳時代前・中期の古墳副葬品一括として貴重であり、同一古墳群内で武器、武具、馬具類の形態的、技術的変遷を辿ることができる稀有な資料であり、学術的価値が高い。
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詳細解説
本件は、瀬戸内海西端の周防灘(すおうなだ)に面した福岡県行橋市に所在する稲童古墳群から出土した古墳時代前期末葉から中期後半の古墳副葬品である。稲童古墳群は約30基が存在するが、本件は、そのうち纏まった資料を出土した8、15、21号墳の副葬品160点と、附37点で構成され、甲冑などの金属製品を豊富に含むことを特徴とする。 15号墳(古墳時代前期末葉)は箱式石棺を主体部とする径6mの円墳で、出土品には、方形板革綴短甲(ほうけいいたかわとじたんこう)、剣、鉇(やりがんな)、勾玉がある。21号墳(古墳時代中期中頃)は、竪穴系横口式石室を主体部とする径22mの円墳で、出土品には、金銅立飾付眉庇付冑(たてかざりつきまびさしつきかぶと)、鋲留短甲(びようどめたんこう)二領とその付属具、各種の鉄製武器や馬具、銅鏡、玉類等がある。なかでも優美な金銅立飾が付いた眉庇付冑は国内外に例がなく、金銅立飾は形状の系譜を朝鮮半島に求めることができる。 8号墳(古墳時代中期後半)は、竪穴系横口式石室を主体部とする径19mの円墳で、出土品には、衝角付冑(しようかくつきかぶと)、鋲留短甲とその付属具、各種の鉄製武器や馬具等がある。 以上本件は、周防灘沿岸における古墳時代前・中期の古墳副葬品一括として貴重であり、同一古墳群内で武器、武具、馬具類の形態的、技術的変遷を辿ることができる稀有な資料である。また、被葬者の軍事的な性格を表すとともに、朝鮮半島情勢を背景とした畿内政権と周防灘沿岸の中小首長との政治的、軍事的関係を考究するうえでも、学術的価値が高い。