国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
紺紙金字法華経
ふりがな
:
こんしきんじほけきょう
地図表示▶
解説表示▶
員数
:
8巻
種別
:
書跡・典籍
国
:
朝鮮
時代
:
高麗
年代
:
太康7
西暦
:
1081
作者
:
寸法・重量
:
巻第一 縦29.7 全長1043.2 20紙、巻第二 縦29.7 全長1244.4 24紙、巻第三 縦29.7 全長1126.2 22紙、巻第四 縦29.7 全長1034.0 20紙、巻第五 縦29.7 全長1140.7 22紙、巻第六 縦29.5 全長1125.2 22紙、巻第七 縦29.6 全長1085.3 21紙、巻第八 縦29.8 全長935.2 18紙
品質・形状
:
紺紙金字・巻子装
ト書
:
太康七年六月日奥書
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02600
枝番
:
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2018.10.31(平成30.10.31)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
和歌山県
所在地
:
和歌山県伊都郡高野町大字高野山
保管施設の名称
:
宗教法人金剛峯寺
所有者名
:
宗教法人金剛峯寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
太康7年に金山寺(慶尚北道)の成元が発願書写させた法華経。現存が稀な11世紀の高麗写経で法華経8巻が完存している。見返しには釈迦説法図と経典の内容を題材にした絵を描く。紙背には、巻首から巻尾を通して伸びやかな宝相華唐草文
を表す。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
太康7年に金山寺(慶尚北道)の成元が発願書写させた法華経。現存が稀な11世紀の高麗写経で法華経8巻が完存している。見返しには釈迦説法図と経典の内容を題材にした絵を描く。紙背には、巻首から巻尾を通して伸びやかな宝相華唐草文 を表す。
詳細解説▶
詳細解説
本経は、高麗国太康7年(1081)6月に金山寺の重職を務めていた成元が発願書写させた8巻本の巻子装の法華経である。現在も慶尚北道に金山寺があり、この頃に最盛期をむかえているので、この寺に当たると推測される。 藍染した厚手の料紙に金泥を用いて、大ぶりな文字の謹厳な楷書で書写される。1行文字数は16字から19字の行が多く一定していない。表紙には銀泥で宝相華唐草文が描かれる。紙背には、同様の文様が表紙から巻末まで紙継目をまたいで途切れなく通して描かれ、その表現は伸びやかである。見返は無地で、見返に続いて本文料紙と同じ長さの料紙を用いた横長の扉絵が金泥で描かれる。巻第一では、聖衆に囲まれた釈迦が正面を向いて説法する釈迦説法図が描かれる。巻第二から巻第八までは、いずれも扉絵のうち巻首側には釈迦説法図を配し、中央から巻尾側には経意絵を描く。 本経が我が国に伝来した経緯については不詳であるが、金剛峯寺蔵『又続宝簡集』(国宝)のうち享保20年(1735)に改められた「御影堂霊宝目録」に記載があり、その頃までには金剛峯寺御影堂に保管されていたことが分かる。 本経は、類例が僅かしかない11世紀の高麗経として、我が国の仏教史、対外交流史研究上、極めて貴重である。