国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 黄瀬戸福字鉢
ふりがな きせとふくじはち
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員数 一口
種別 工芸品
日本
時代 桃山
年代
西暦
作者
寸法・重量 高4.5  口径16.6  底径8.9 (㎝)
品質・形状 轆轤の水挽き成形で、見込みを広くとり側面を立ち上げて、口縁部を端反りとした鉢。高台を低く造り出し、高台内には焼成時の溶着防止に用いた輪トチンの痕が残る。
 文様はすべて箆で描き出す画花と印花の技法で施文されている。口縁部内側には細い圏線を二条廻らせた中に花唐草文を二方に配し、細い櫛目で表した網代文を二方に配す。内側面から見込みにかけても花唐草文を置き、見込み中央には印花で隷書体の「福」字を配し、その周囲を輪花で囲む。全体に灰釉をベースとした淡い黄色の釉薬を掛け、花唐草文の花の部分には胆礬による緑斑を、唐草の部分には褐色の鉄釉を点じており、いずれも発色がよい。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 2700
枝番
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2019.07.23(令和1.07.23)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 大阪府
所在地 大阪府大阪市中央区平野町3-3-9
保管施設の名称 公益財団法人湯木美術館
所有者名 公益財団法人湯木美術館
管理団体・管理責任者名

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解説文:
胆礬と呼ばれる釉薬の緑斑が印象的に表された黄瀬戸の鉢。焼き上がりがきわめて良好で、全体に光沢があり、黄瀬戸のもつ豊かな発色と質感が実現されている。最盛期の黄瀬戸の鉢のなかでも、特に器形、釉薬の外観ともに優れた、高級食器としての遺品である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし