国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 飛脚問屋井野口屋記録
ふりがな ひきゃくどんやいのくちやきろく
飛脚問屋井野口屋記録(撮影者:東京国立博物館 藤瀬雄輔)
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員数 33冊
種別 歴史資料
日本
時代 江戸時代
年代
西暦 18・19世紀
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 234
枝番
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2024.08.27(令和6.08.27)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 大阪府
所在地 大阪府大阪市東淀川区大隅2-2-8
保管施設の名称 大阪経済大学 日本経済史研究所
所有者名 学校法人大阪経済大学
管理団体・管理責任者名
飛脚問屋井野口屋記録(撮影者:東京国立博物館 藤瀬雄輔)
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解説文:
飛脚問屋井野口屋は、享保8年(1723)に尾張藩から御用飛脚の認可を受けた後、明治2年(1869)まで、藩主や家臣の書状・金銭・荷物等の輸送を無償で請け負う代わりに、同藩領内の町村と主に京・大坂との間の通信運輸業務の独占を長期間認められた。
本記録は、井野口屋内部で作成されたものとみられ、 袋綴装ツ目綴じの冊子装33冊からなり、井野口屋山田家の由緒、飛脚業の濫觴と尾張藩御用飛脚を務めるに至った経緯、その後の尾張藩との交渉や営業、家政等の記事を収録する。
飛脚問屋の家に伝来した資料が限られる中で、本記録は名古屋や京・大坂で活躍した町飛脚について、成立期から衰退期までの経営を俯瞰することができる貴重な史料で、社会経済史上に学術的な価値が高い。(江戸時代、18・19 世紀)
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし