国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
大阪府安満宮山古墳出土品
ふりがな
:
おおさかふあまみややまこふんしゅつどひん
大阪府安満宮山古墳出土品
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員数
:
一括
種別
:
考古資料
国
:
日本
時代
:
古墳
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
00530
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2000.06.27(平成12.06.27)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
大阪府
所在地
:
高槻市郡家新町48-8
保管施設の名称
:
高槻市立今城塚古代歴史館
所有者名
:
国(文化庁)
管理団体・管理責任者名
:
大阪府安満宮山古墳出土品
解説文:
詳細解説
本件は、大阪府高槻市安満御所ノ町に所在する安満宮山古墳から出土したものの一括である。
棺内には銅鏡、大刀等の鉄製品、二連以上に綴られていたガラス小玉が副葬されてあり、初期古墳の様相をよく伝えている。
関連情報
(情報の有無)
附指定
一つ書
添付ファイル
なし
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大阪府安満宮山古墳出土品
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大阪府安満宮山古墳出土品
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解説文
本件は、大阪府高槻市安満御所ノ町に所在する安満宮山古墳から出土したものの一括である。 棺内には銅鏡、大刀等の鉄製品、二連以上に綴られていたガラス小玉が副葬されてあり、初期古墳の様相をよく伝えている。
詳細解説▶
詳細解説
本件は、大阪府高槻市安満御所ノ町に所在する安満宮山古墳から出土したものの一括である。古墳は弥生時代から古墳時代の拠点的集落である安満遺跡を一望とする安満山山塊の南西斜面中腹で、標高一二五メートルの狭長な尾根上に立地している。 平成九年に高槻市公園墓地の拡張計画に伴う確認調査の結果、新たに発見されたもので、直ちに発掘調査が実施された。その結果、墳丘は後世の削平のためその大半が失われていたものの東西一八メートル、南北二一メートルの長方形墳と想定されている。そのほぼ中央から墓坑が発見され、そこから深さ一・二メートルの木棺埋納坑が検出された。埋納坑にはコウヤマキ製の割竹形木棺が直接納められており、そこから出土した一括品が今回の対象である。 棺内には銅鏡、大刀等の鉄製品、二連以上に綴られていたガラス小玉が副葬されてあり、初期古墳の様相をよく伝えている。 「青龍三年」(二三五年)の銘のある方格規矩鏡(二号鏡)は、一部欠損しているものの同型(笵)鏡である京都府大田南五号墳出土鏡より鋳上がりが良好である。平縁神獣鏡(五号鏡)の内区図像は、「正始元年」の銘をもつ群馬県蟹沢古墳出土鏡等と同じく同向式であることから、ほぼ同時期に鋳造されたと考えられる。三角縁四神四獣鏡二面(一・三号鏡)は、古式の三角縁神獣鏡と同様の内区図像をもつもので、鋳上がりも良好である。三号鏡の同型(笵)鏡として兵庫県安田古墳出土鏡が知られている。 この安満宮山古墳から一括で出土した銅鏡五面は、「青龍三年」銘をもつ方格規矩鏡、同向式という定型化以前の平縁神獣鏡および定型の対置式四神四獣鏡という三角縁神獣鏡では古い形式の文様構成をもつ鏡が共伴する、幅広い構成をもつ点が特徴である。同時に武器・工具等の鉄製品およびガラス小玉類など、古墳発生期の様相を明瞭に残している点で、きわめて学術的価値が高い。
関連情報
附指定
苧麻布片
関連情報
一つ書
一、銅鏡
一、鉄製品
一、ガラス小玉
関連情報
附指定
附名称
:
苧麻布片
附員数
:
二点
附ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、銅鏡
一つ書員数
:
五面
ト書
:
一面に青龍三年の銘がある
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、鉄製品
一つ書員数
:
九点
ト書
:
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
一、ガラス小玉
一つ書員数
:
一括
ト書
: