国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 太刀〈銘来国俊/永仁五年三月一日〉
ふりがな たち〈めいらいくにとし/えいにんごねんさんがつついたち〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代 永仁5
西暦 1297
作者 来国俊
寸法・重量 刃長101.4  反2.4(㎝)
品質・形状 鎬造、庵棟、腰反踏張りあり、鍛小板目、刃寄柾こころあり、地沸え、刃文細直に小乱交じり、匂深小足入り、小沸つき、砂流ごころあり。帽子浅く湾れて尖りごころに返り、掃き掛けこころあり。表鎬地に棒樋、側に連樋と腰に護摩箸を刻し、その上に二文字の痕跡あり。裏鎬地に棒樋、側に連樋と腰に梵字と素剣を刻す。
ト書
画賛・奥書・銘文等 茎の表に「来国俊」、裏に「永仁五年三月一日」と銘がある。
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01569
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1931.12.14(昭和6.12.14)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県
所在地
保管施設の名称
所有者名
管理団体・管理責任者名

解説文:
来国俊の稀に見る大作で、地刃ともに無理なく仕上げて充実した技量を見せる。本太刀は、阿蘇惟澄の子、惟武の用いたものとして同家に伝来し「蛍丸」と号して名高い。付属する鉄鎺も精巧な製作で、同時代を下らないものとみられる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし