国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
巴螺鈿鞍
ふりがな
:
ともえらでんくら
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員数
:
1背
種別
:
工芸品
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
前輪高27.0 前輪馬挟31.3
後輪高32.0 後輪馬挟40.4
居木総長42.6 居木幅12.5
居木先幅(前)10.0 居木先幅(後)13.9
乗間29.5 (㎝)
品質・形状
:
二枚居木、総体黒漆塗螺鈿の鞍。両輪とも磯高く、海を深く刳る。前輪は肩が強く張り、手形を彫り込み、山形の下端には深めの州浜を作る。後輪は、雉股の張りが強く、尻が厚くふくらむ。二枚居木は両輪の膚付けに刳り込みを作って取り付け、居木裏には力革のえぐり込みなし。総体に右三つ巴紋を切り透かした螺鈿をほどこす。
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02463
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1980.06.06(昭和55.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
熊本県
所在地
:
熊本県立美術館 熊本県熊本市中央区二の丸2
保管施設の名称
:
熊本県立美術館
所有者名
:
熊本県
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
総体黒漆塗に三巴文を切透した貝を貼り詰めた二枚居木の螺鈿鞍である。前輪の強い肩の張り、高い手形の位置、後輪の厚いふくらみ、幅の広い居木など、雄大剛壮な形態、および螺鈿切透しの精緻な技法は、平安末から鎌倉時代前期の既指定螺鈿鞍に共通する。本品はこれらの中でも特に古様を示すものとして貴重である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
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解説文
総体黒漆塗に三巴文を切透した貝を貼り詰めた二枚居木の螺鈿鞍である。前輪の強い肩の張り、高い手形の位置、後輪の厚いふくらみ、幅の広い居木など、雄大剛壮な形態、および螺鈿切透しの精緻な技法は、平安末から鎌倉時代前期の既指定螺鈿鞍に共通する。本品はこれらの中でも特に古様を示すものとして貴重である。