国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 銅造如来立像
ふりがな
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員数 1躯
種別 彫刻
朝鮮
時代 新羅
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 03361
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1981.06.09(昭和56.06.09)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 長崎県
所在地
保管施設の名称
所有者名 極楽寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 五島列島の若松島にある、当寺の本尊として祀られる如来立像である。両手・足柄までを含んで全容を一度に鋳造しているが、後頭部・背中・腰下に楕円形の孔を穿ち、これを型持ちとする新羅金銅仏特有の技法を示している。表面には当初の鍍金が厚く残っており、保存状態はきわめて良好である。大ぶりな頭部には吊り上った眉と抑揚のある眼を強くあらわし、威厳に満ちた表情で、体部は肉取り豊かに、しかも上体を大きく反らせた生気あふれる像容で、衣文も伸びやかで変化に富む。鋳造技法・様式ともに八世紀の新羅仏の特色を顕著に示す大型の優品である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし