国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 絹本著色応菴和尚像
ふりがな けんぽんちゃくしょくおうあんおしょうぞう
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員数 1幅
種別 絵画
日本
時代 南北朝
年代 1390
西暦 1390
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書 明徳元年十一月南宗士綱の賛がある
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01709
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1974.06.08(昭和49.06.08)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地
保管施設の名称
所有者名 東福寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 本図は、真如寺前首座【すそ】源三が維那【いのう】として東福寺にあった時に描かれ、維那寮に置かれたものである。これに南宗士綱【なんじゆうしごう】(東福寺五十六世、応永八年寂)が賛しているが、肖像はおそらく将来本をもとにわが国で転写されたものと考えられる。応菴曇華【おうあんどんげ】は、虎丘【くきゆう】の法嗣【はつす】で大慧【だいえ】と並び称される宋代禅林の耆宿【きしゆく】で、密菴【みつたん】等はその門に参じているなど、その名は広く知られているが、肖像画は少ない。本図は制作年代のわかる基準的作例として、また数少ない中国禅林肖像画の欠を補うものとして珍重される。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし