国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
絹本著色普賢延命像
ふりがな
:
けんぽんちゃくしょくふげんえんめいぞう
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員数
:
1幅
種別
:
絵画
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01720
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1975.06.12(昭和50.06.12)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
千葉県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
長徳寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
普賢延命像には二臂と二十臂の二つの系統がある。前者は群象に支えられた金輪の上に立つ一身三頭の白象に趺坐し、金剛薩〓と同形の五鈷杵(右)と五鈷鈴を執り、後者は踏割蓮華に立つ四大白象に跌坐し、持物に金剛界十六大菩薩と四摂菩薩の三摩耶形を執り、白象の頭頂に四天王が立つのを特色とする。本図は二十臂の系統に属するが、四大白象の下に二臂像系の金輪が描かれており、この時期に共通する図像上の変容が窺われて興味深い。描写は鎌倉時代後期に行なわれた仏画の一体を示すが、切金の技法や暈繝彩色に時代の特徴が見られる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
普賢延命像には二臂と二十臂の二つの系統がある。前者は群象に支えられた金輪の上に立つ一身三頭の白象に趺坐し、金剛薩〓と同形の五鈷杵(右)と五鈷鈴を執り、後者は踏割蓮華に立つ四大白象に跌坐し、持物に金剛界十六大菩薩と四摂菩薩の三摩耶形を執り、白象の頭頂に四天王が立つのを特色とする。本図は二十臂の系統に属するが、四大白象の下に二臂像系の金輪が描かれており、この時期に共通する図像上の変容が窺われて興味深い。描写は鎌倉時代後期に行なわれた仏画の一体を示すが、切金の技法や暈繝彩色に時代の特徴が見られる。