国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
絹本淡彩花鳥図〈陳子和筆/〉
ふりがな
:
けんぽんたんさいかちょうず
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員数
:
2幅
種別
:
絵画
国
:
中国
時代
:
明
年代
:
西暦
:
作者
:
陳子和
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01745
枝番
:
0
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1976.06.05(昭和51.06.05)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
東海庵
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
陳子和は弘治(一四八八~一五〇五)の頃、張平山一派と同時期に活躍したと考えられる明時代の画家で、山水、人物、花鳥を描き、在野の画家として相当に評価されていた。
本図は花鳥画の作例であるが、芦雁図に見る粗い表現は林良に比すべき特色を持ち、また群鴉図の岩壁の構成と表現には張平山との類似性が認められ、当時の浙派の画風をよく伝えると共に、その写景に対する感覚は陳子和の力量を十分に示している。陳子和の代表作であると共に、浙派の注目すべき一作といえよう。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
陳子和は弘治(一四八八~一五〇五)の頃、張平山一派と同時期に活躍したと考えられる明時代の画家で、山水、人物、花鳥を描き、在野の画家として相当に評価されていた。 本図は花鳥画の作例であるが、芦雁図に見る粗い表現は林良に比すべき特色を持ち、また群鴉図の岩壁の構成と表現には張平山との類似性が認められ、当時の浙派の画風をよく伝えると共に、その写景に対する感覚は陳子和の力量を十分に示している。陳子和の代表作であると共に、浙派の注目すべき一作といえよう。