国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 紙本著色峨嵋露頂図〈与謝蕪村筆/〉
ふりがな
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員数 1巻
種別 絵画
日本
時代 江戸
年代
西暦
作者 与謝蕪村
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01755
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地
保管施設の名称
所有者名 東京黎明教会(手続中)
管理団体・管理責任者名

解説文:
 蕪村(享保元年~天明三年、一七一六~一七八三)は、安永年間(一七七二~一七八〇)末より謝寅落款【しやいんらつかん】を用いたいわゆる謝寅時代に入り、この頃から緑色と藍を基調にした色彩感覚の溢れる絵を描いて独自の様式を確立するが、他方、墨の効果を十分に生かした水墨画なども描いた。本図はその一つで、唐代の詩宗、李太白の七言絶句「峨嵋山月歌」に画想を得て描かれたもので、峨々たる山の輪郭や夜気をこめた空間の墨の刷毛描きなど水墨の妙味を尽しており、蕪村の水墨画を代表する作品といえる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし