国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造毘沙門天立像
ふりがな
:
もくぞうびしゃもんてんりゅう
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員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03279
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1973.06.06(昭和48.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
頂法寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
六角堂の内陣に本尊如意輪観音(秘仏)の脇立【わきだち】としてまつられる毘沙門天の三尺像である。忿怒形ながら穏健にまとめた表情や、動きを控えた体勢など、いかにも平安時代後期の造像らしい特色を示しているが、それでいて面奥・躰奥に十分な厚味があり、総体にいまだ形式化しないのびやかさがあるところから判断すると製作の時期は十一世紀末ないし十二世紀初と考えてよいであろう。檜材一木造の彩色【さいしき】像で、細部に至るまで彫刻的に表現しようとする点が大いに注目される。いずれにせよ彫技の巧みな都風【みやこ】の美作として貴重なものである。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
六角堂の内陣に本尊如意輪観音(秘仏)の脇立【わきだち】としてまつられる毘沙門天の三尺像である。忿怒形ながら穏健にまとめた表情や、動きを控えた体勢など、いかにも平安時代後期の造像らしい特色を示しているが、それでいて面奥・躰奥に十分な厚味があり、総体にいまだ形式化しないのびやかさがあるところから判断すると製作の時期は十一世紀末ないし十二世紀初と考えてよいであろう。檜材一木造の彩色【さいしき】像で、細部に至るまで彫刻的に表現しようとする点が大いに注目される。いずれにせよ彫技の巧みな都風【みやこ】の美作として貴重なものである。