国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
銅造阿弥陀如来坐像
ふりがな
:
どうぞうあみだにょらいざぞう
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員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03281
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1973.06.06(昭和48.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
醍醐寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
像高二〇センチに満たない小金銅像であるが、二重円光、九重蓮華座のほとんどを具備したまことに保存完好の一作である。本躰は定印を結ぶ左手首から右上膊までを別鋳差し込みとするほか、全容を肉薄く一鋳し鍍金をほどこすもので、躰躯のバランスがよく肉付けも適度で、柔和な表情や穏やかな衣文【えもん】などには平安時代後期の特色がよくあらわれている。銅板透彫の光背や、各部を別鋳して組み上げる台座の制は当代木彫像のそれに倣うものといえよう。数少ない平安時代金銅仏の遺例としてばかりでなく、保存完好な都作として貴重である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
像高二〇センチに満たない小金銅像であるが、二重円光、九重蓮華座のほとんどを具備したまことに保存完好の一作である。本躰は定印を結ぶ左手首から右上膊までを別鋳差し込みとするほか、全容を肉薄く一鋳し鍍金をほどこすもので、躰躯のバランスがよく肉付けも適度で、柔和な表情や穏やかな衣文【えもん】などには平安時代後期の特色がよくあらわれている。銅板透彫の光背や、各部を別鋳して組み上げる台座の制は当代木彫像のそれに倣うものといえよう。数少ない平安時代金銅仏の遺例としてばかりでなく、保存完好な都作として貴重である。