国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造〈不動明王/毘沙門天〉立像〈運慶作/〉
ふりがな
:
解説表示▶
員数
:
2躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
1189
西暦
:
1189
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03302
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1975.06.12(昭和50.06.12)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
神奈川県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
浄楽寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
戦後、両像々内から発見された銘札(附【つけたり】指定)によって、鎌倉時代の代表的仏師、運慶の文治五年(一一八九)の作品であることが確認された。両像共檜材、寄木造、玉眼嵌入の技法になり、頭躰の根幹部を左右二材矧とする構造は、すでに運慶作品の基本的なものを示しており、その写実的な象形には前代にみられぬ新しい息吹が感じられる。運慶様式の成立ひいては鎌倉彫刻史を考える上で重要な遺品である。また銘札に記された銘文は、この頃の、彼の東国での足跡も知らしめるものとして価値が高い。
関連情報
(情報の有無)
附指定
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
戦後、両像々内から発見された銘札(附【つけたり】指定)によって、鎌倉時代の代表的仏師、運慶の文治五年(一一八九)の作品であることが確認された。両像共檜材、寄木造、玉眼嵌入の技法になり、頭躰の根幹部を左右二材矧とする構造は、すでに運慶作品の基本的なものを示しており、その写実的な象形には前代にみられぬ新しい息吹が感じられる。運慶様式の成立ひいては鎌倉彫刻史を考える上で重要な遺品である。また銘札に記された銘文は、この頃の、彼の東国での足跡も知らしめるものとして価値が高い。
関連情報
附指定
木造月輪形銘札
関連情報
附指定
附名称
:
木造月輪形銘札
附員数
:
二枚
附ト書
:
各に種子梵字宝篋印陀羅尼及び文治五年三月廿日平義盛芳縁小野氏、大仏師、興福寺内相応院勾当運慶、執筆尋西等の記がある。