国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 木造釈迦如来及両脇侍坐像
ふりがな
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員数 3躯
種別 彫刻
日本
時代 平安
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 03310
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1976.06.05(昭和51.06.05)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 滋賀県
所在地
保管施設の名称
所有者名 常信寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 檜材、一木割矧造の像で、その構造は平安後期通途のものであるが、像内に漆箔を施す丁寧な作りであることが注目されよう。穏やかで整った像容にも、一見してこの頃の風がうかがわれるが、比較的肉付けが豊かで、胸部から腹部にかけては程よく引きしまり、膝は厚目で、そこに畳まれた衣文にもはたらきがある。脇侍像が騎【の】る獅子及び象は、筋肉やたてがみ等を写実的に、あるいは装飾的につくる後代のものとは異なり、簡潔な表現のうちに自ら当代の繊細温和な趣きを示している。台座・獅子・象までほぼ完存している都風の美作として貴重である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし