国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造僧形坐像
ふりがな
:
もくぞうそうぎょうざぞう
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員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03314
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1976.06.05(昭和51.06.05)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
東福寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
檜材、寄木造、玉眼嵌入の像で、像底には各部材から彫り出した蓋板を設け、いわゆる上げ底式につくる。左の頬上にほくろがあり、右眼を眇めるのが特徴で、個性的な面貌には精力的な逞しさと気魄が感じられる。体躯の肉取りもまた逞しく、大ぶりの襞【ひだ】をまじえた自在な衣文表現には未だ形式的なものが感じられない。
鎌倉時代を通じて肖像彫刻の名品は少なくないが、卓越した写実の彫技によって生々しいまでの実在感を与えられた本像は、像主を明らかにせぬうらみはあるものの、十三世紀半頃の肖像中、出色の一作である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
檜材、寄木造、玉眼嵌入の像で、像底には各部材から彫り出した蓋板を設け、いわゆる上げ底式につくる。左の頬上にほくろがあり、右眼を眇めるのが特徴で、個性的な面貌には精力的な逞しさと気魄が感じられる。体躯の肉取りもまた逞しく、大ぶりの襞【ひだ】をまじえた自在な衣文表現には未だ形式的なものが感じられない。 鎌倉時代を通じて肖像彫刻の名品は少なくないが、卓越した写実の彫技によって生々しいまでの実在感を与えられた本像は、像主を明らかにせぬうらみはあるものの、十三世紀半頃の肖像中、出色の一作である。