国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 木造観音菩薩立像
ふりがな もくぞうかんのんぼさつりゅうぞう
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員数 1躯
種別 彫刻
日本
時代 平安
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 03325
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 広島県
所在地
保管施設の名称
所有者名 西提寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 尾道に面する向島で近年発見された等身の一木彫像である。肩幅広く量感豊かな躰躯や飜波風の衣文に平安初期一木造の余風を伝えてはいるが、総体におだやかさが顕著となっており、製作は十世紀と考えられる。堂々たる風格があり、保存も比較的良く、数少ないこの地方の平安古像を代表する優品といえよう。
 附の像はこれと一緒に伝世したものであるが、製作は十一世紀に下り、作柄も地方風が強い。当地方における造像傾向の変遷の一端をうかがわせる遺作として価値がある。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  一つ書 なし
  添付ファイル なし