国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 木造阿弥陀如来及両脇侍坐像
ふりがな もくぞうあみだにょらいおよびりょうきょうざぞう
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員数 3躯
種別 彫刻
日本
時代 鎌倉
年代 1202
西暦 1202
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書 中尊及び右脇侍像内に建仁二年九月、願主沙弥行西、仏師僧寛慶、執筆覚範等の銘がある
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 03342
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1979.06.06(昭和54.06.06)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 愛知県
所在地
保管施設の名称
所有者名 無量光院
管理団体・管理責任者名

解説文:
 来迎印を結ぶ半丈六の阿弥陀三尊像で、各檜材、寄木造、中尊及び右脇侍像の内刳面には墨書銘があり、建仁二年、行西を願主として藤原清廣・安綱など尾張の在庁官人が大檀越となり、仏師寛慶が造像したことが解る。像は頭・体部共に奥行を充分にとって充実した肉取りを示し、衣文表現には節度ある装飾性が認められる。二重円光及び台座蓮弁の一部も当初のものを伝え、鎌倉初頭の明徴ある遺例として看過し難い。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし