国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造十一面観音立像
ふりがな
:
もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう
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員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03344
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1979.06.06(昭和54.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
地福寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
両手の臂から先を除き頭頂から足〓に至るまで木心をこめた檜の一材から彫成し、内刳りは全く行わず、表面には乾漆を盛り上げて塑形する。現在、頭上面のすべてを亡失しているが、もと髻・地髪の上下二段に頭上面を配していた十一面観音像とみて誤りない。ふくよかな頬の張りと面奥の深い頭部の形や充実した量感を示す体躯、下半身のにぎやかな衣文の表現など構造・技法共に古様をとどめている。平安初期密教系彫像の様式を忠実に襲う十世紀における大和での作例として注目される。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
両手の臂から先を除き頭頂から足〓に至るまで木心をこめた檜の一材から彫成し、内刳りは全く行わず、表面には乾漆を盛り上げて塑形する。現在、頭上面のすべてを亡失しているが、もと髻・地髪の上下二段に頭上面を配していた十一面観音像とみて誤りない。ふくよかな頬の張りと面奥の深い頭部の形や充実した量感を示す体躯、下半身のにぎやかな衣文の表現など構造・技法共に古様をとどめている。平安初期密教系彫像の様式を忠実に襲う十世紀における大和での作例として注目される。