国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造金剛力士立像
ふりがな
:
もくぞうこんごうりきしりゅうぞう
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員数
:
2躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03351
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1980.06.06(昭和55.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
愛知県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
財賀寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
細身で穏やかな体勢の像容は長承三年(一一三四)作の京都・醍醐寺【だいごじ】金剛力士像(重文)に近いが、面貌の一種ユーモラスな明るい表情に古様をとどめ、肢体の構成がゆったりとして大きく、温雅な肉取りのうちによく自然のさまを捉えるなど、大らかな作風は、醍醐寺像をやや遡る十一世紀後半の制作を思わせる。檜材の寄木造【よせぎづくり】で、頭体の大略を正中線と体側で矧ぐ四材から彫成し、深い内刳りを施す。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
細身で穏やかな体勢の像容は長承三年(一一三四)作の京都・醍醐寺【だいごじ】金剛力士像(重文)に近いが、面貌の一種ユーモラスな明るい表情に古様をとどめ、肢体の構成がゆったりとして大きく、温雅な肉取りのうちによく自然のさまを捉えるなど、大らかな作風は、醍醐寺像をやや遡る十一世紀後半の制作を思わせる。檜材の寄木造【よせぎづくり】で、頭体の大略を正中線と体側で矧ぐ四材から彫成し、深い内刳りを施す。