国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
智真立像
ふりがな
:
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員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
鎌倉~南北朝~室町
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
像内に応永二十七年二月、康秀作の銘がある
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03353
枝番
:
01
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1980.06.06(昭和55.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
長楽寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
時宗【じしゆう】の七条道場として知られ、また、慶派七条仏所との深い関係が近時指摘されている金光寺【こんこうじ】に伝来し、明治四十一年、同寺廃絶に伴って長楽寺に移された等身の祖師像七躯である。応永二十七年(一四二〇)慶派仏師康秀【こうしゆう】によって作られたことがわかる一遍上人【いつぺんしようにん】の遊行像【ゆぎようぞう】一躯を除いては、像主や制作時期、作者を明らかにしないが、内、坐像二躯は鎌倉後期の堅実な作風によって個性的な容姿を巧みに表現している点、特に注目に値し、残る坐像三躯と倚像一躯は、その様風を襲う南北朝期の作と見られる。いずれも檜材の寄木造で玉眼を嵌入し、現状は漆下地を露している。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
時宗【じしゆう】の七条道場として知られ、また、慶派七条仏所との深い関係が近時指摘されている金光寺【こんこうじ】に伝来し、明治四十一年、同寺廃絶に伴って長楽寺に移された等身の祖師像七躯である。応永二十七年(一四二〇)慶派仏師康秀【こうしゆう】によって作られたことがわかる一遍上人【いつぺんしようにん】の遊行像【ゆぎようぞう】一躯を除いては、像主や制作時期、作者を明らかにしないが、内、坐像二躯は鎌倉後期の堅実な作風によって個性的な容姿を巧みに表現している点、特に注目に値し、残る坐像三躯と倚像一躯は、その様風を襲う南北朝期の作と見られる。いずれも檜材の寄木造で玉眼を嵌入し、現状は漆下地を露している。