国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造千手観音立像
ふりがな
:
もくぞうせんじゅかんのんりゅうぞう
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員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03367
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1982.06.05(昭和57.06.05)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
滋賀県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
阿弥陀寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
本面の左右に大きな脇面を配した三面千手観音の等身像である。脇面や合掌手の前膊中程までと両足先をも含んで桧の一材から彫出し、内刳りを全く施さない。その古式な構造にふさわしく裾の拡がった躰貌には、重厚な趣が感じられるが、まるい穏やかな顔だちや彫りが浅く形式化した着衣の表現からみると、製作は十一世紀初め頃であろう。
三面千手観音像としては京都・法性寺像(国宝)に次ぐ古例であり、失われやすい頭上面や一部の脇手に当初のものを伝える保存の良さも見過せない。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
本面の左右に大きな脇面を配した三面千手観音の等身像である。脇面や合掌手の前膊中程までと両足先をも含んで桧の一材から彫出し、内刳りを全く施さない。その古式な構造にふさわしく裾の拡がった躰貌には、重厚な趣が感じられるが、まるい穏やかな顔だちや彫りが浅く形式化した着衣の表現からみると、製作は十一世紀初め頃であろう。 三面千手観音像としては京都・法性寺像(国宝)に次ぐ古例であり、失われやすい頭上面や一部の脇手に当初のものを伝える保存の良さも見過せない。