国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 金銅透彫尾長鳥唐草文華鬘
ふりがな こんどうすかしぼりおながどりからくさもんけまん
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員数 1面
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者
寸法・重量 縦40.5㎝ 横64.1㎝
品質・形状 銅製鍍金。団扇形の華鬘で、宝法華唐草文を透彫りしている。頂辺から総角を垂下し、その左右に金銅打ち出しの向かい合う尾長鳥一対を地板に鋲止めしている。地板、総角、尾長鳥とも全体に毛彫りを施す。華鬘の周縁には金銅覆輪を廻らし、三点二点ずつの菱鋲を交互に十一箇所に打って飾りとし、頂辺には花先形猪目透かし二重座金に菊座を重ねて吊鐶座とし、切子頭鐶台を打ち、茄子形鐶をふしている。
ト書 近江安土浄厳院伝来
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00533
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1952.07.19(昭和27.07.19)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 奈良県
所在地 奈良国立博物館 奈良県奈良市登大路町50
保管施設の名称 奈良国立博物館
所有者名 公益財団法人細見美術財団
管理団体・管理責任者名

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解説文:
金銅透彫り華鬘には、中尊寺の国宝・金銅華鬘をはじめ、滋賀の長命寺のものなどが知られている。肩の高く張った形態、大らかで優美な文様、精緻な技法などは、中尊寺のものとともにこの種華鬘中の優品である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし