国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 梵鐘
ふりがな ぼんしょう
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代 永仁6
西暦 1298
作者 物部国光
寸法・重量 総高124.8㎝ 口径70.4㎝

龍頭高7寸4分 笠高2寸6分 肩以下高3尺1寸2分 口厚2寸1分 撞座径3寸8分 同中心高7寸5分
品質・形状 鋳銅製。笠形がやや高めで、動勢の強い龍頭を据えている。上下帯は素文、乳の間の丈やや短く、四段四列の乳を付す。撞座は二個で、八葉複弁で龍頭の長軸線と平行する位置に配している。口縁に大きな駒の爪を作る。
ト書 東漸、鐘、永仁六年、孟春望日、大工大和権守 物部国光在銘
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00572
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1953.11.14(昭和28.11.14)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 神奈川県
所在地
保管施設の名称
所有者名 東漸寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
整った形姿、各部の比例が良く、撞座の位置などに鎌倉時代の特徴が見られる。また、長めで胴張りのある鐘身は鋳物師物部氏の作風を示している。銘が刻まれているが、特に第一区の陰刻銘は書体、彫法とが鐘銘中優れている。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし